三日坊主をまずは四日坊主へ
今日からダイエットする!
今日から毎日英語を勉強する!
今日から。。。
三日坊主とはよく言うもので、続かないのはお約束?
三日坊主とはいうものの三日も続かないパターンも多いわけで、それにより「自分は何をやっても続かないな」とか「どうせ続かない」と心のどこかで感じているはずです。
継続して続けるためには脳に関係があると考えられるということだ。
情報番組で脳神経学者さんが分かりやすく説明してくれていたのでちょっとご紹介したい。
前頭極を鍛えると何事も簡単に諦めずに継続する力が養われる
前頭極ってどこにある?
前頭極(ぜんとうきょく、英:Frontal pole)は、大脳の一番前方の部分のことを指す言葉。前頭前皮質の一部で、前頭葉の一番前方の部分にあたる。細胞構築学的な分類ではブロードマン領野の10野におおよそあたる。
前頭極の機能的側面はまだ解明されていない部分が多いが、局所脳血流量(rCBF)の変化の測定から、将来の予測や来週の計画を立てることなど「未来について考えること」と関わるとする報告[1]、またサルを使った実験から、「過去に自分が行った決断(意思決定)を評価すること」と関わるとする報告[2]などがある。
未来について考え、計画し、過去の経験、意思決定を評価することにかかわりがありそうだということ。
三日坊主になりがちな人の脳はこの前頭極という部分が継続して物事を続けられるひとよりも小さい傾向があるということだ。
遺伝的なものもあるが、環境にも左右されるので鍛えることにより継続できる人になれるという。
前頭極を鍛えるにはどうすればいいか
自分を褒める
これに尽きるということだ。
大きな目標を達成する前の小さな成功経験を自分で褒めてあげる。
自分の小さな変化に気づき
「昨日までこの単語書けなかったのに、今日はかけるようになった!」とか
「昨日まで腕立て10回しかできなかったのに今日は11回出来た」
「もう四日もスクワット続いてる!すごいやん!」
という風にだ。
逆に
「1週間もやってるのに全然痩せない」とか
「まだ20回もできない」
「昨日はサボってしまってダメな自分」
などと失敗体験を積み重ねることで継続が難しくなる。
自分を褒めるという小さな成功体験の積み重ねが結果として大きな成功となる
自分を褒めてあげることで成功体験が積み重ねられて前頭極が刺激を受け、もっと成功体験を求めるようになる。
これがモチベーション持続、向上につながるということです。
私の周りにも「どうせ」とか「やっぱり」とかが口癖の人がいます。
どうしてこんなにネガティブなんだろう?と思っていましたが、自分を褒めるすべを知らず生きてきて小さな成功体験を自覚してこなかったのではと感じます。
一度、どうしてそんなに批判的なものの言い方ばかりするのか?
と聞いたことがあります。
その回答は
「親に褒められたことがないから人を褒める方法がわからない」というのです。
子供も大人もは褒めてのばす。
これには賛成です。
「どうせ」
より
「すごいやん!」
のほうが自分も相手も伸びます。