- 日常生活を取り戻すためには子宮の全摘しかない
- 筋腫が大きすぎてすぐに手術はできない。少しでも筋腫を小さくしてから手術に入るためホルモン治療(リュープリン注射)から治療が始まった
- 4週に1回のリュープリン注射を打って子宮筋腫を小さくする治療が始まった
- 術前検査が始まる
日常生活を取り戻すためには子宮の全摘しかない
大学病院で早速予約をとりMRI検査をしたら、ダチョウのタマゴくらい筋腫が大きくなっていました。
そのせいでおなかもポッコリ、背骨も膀胱も圧迫しているということでした。
開腹、子宮全摘手術をしたほうがいいということになりました。
背骨も圧迫?やっぱり…
時々歩けない時があるほどの腰痛持ちだったのです。
しかも、過多月経も半端なく、外出困難状態が続いていました。
そして何よりももう尿閉は勘弁してほしいという気持ちが一番強かったです。
私の心はもう決まっていました。「早くとって楽になりたい!」
筋腫が大きすぎてすぐに手術はできない。少しでも筋腫を小さくしてから手術に入るためホルモン治療(リュープリン注射)から治療が始まった
子宮筋腫があまりに大きかったので、半年かけてリュープリンという一時的に女性ホルモンを減少させる注射を月に1回接種することから治療が始まりました。
一時的に閉経状態にして筋腫を少しでも小さくさせてから手術に臨まないとお腹の傷があまりに大きくなると予想され、術後の傷の回復がかなり大変だという説明をうけました。
- リュープリン注射を接種している間は閉経状態になる
- 女性ホルモンを一時的に減らす注射なので一時的に更年期障害のような症状(のぼせ、肩こり、頭痛など)が現れる場合がある
- カルシウムを積極的に摂取することを心がける
との説明をうけた。
そして気になる金額ですが、健康保険の適用でも本人負担額が1回につき9000円ほどかかるということでした。
保険適用で9000円ということは1回につき30,000円ほどの注射だという計算になる。
非常に高額な注射です。
任意接種のロタウィルスワクチンやおたふくかぜのワクチンなんて全額自己負担で1回の金額これくらいではないでしょうか?
一般的な予防接種ワクチンの3倍ほどの価格というとても高価な注射です。
しかし、高いのでやめますなんてまさか言えません。
半年という期間をかけてリュープリン注射の治療を開始しました。
4週に1回のリュープリン注射を打って子宮筋腫を小さくする治療が始まった
リュープリン注射を初めてうけたその月、普通に月経があり、過多月経も変わりませんでした。
とりあえず翌月の予約診察日まで待ちました。
そして、予約診察の時
「一時的に女性ホルモンが減少するので、のぼせとかの更年期障害みたいな症状がある人がいますが、大丈夫ですか? あまりに症状がキツくて辛い場合は注射は中止しますね。」
「いや、体調は全く良いのですが、注射したのに月経が普通にあったんですけど…」
私にすれば、10000円近くもする注射なのに効果ないのでは? そこが心配だったのだ。
「あ、それは大丈夫。月経はそのうちなくなりますから。」
そして、その日も2回目のリュープリン注射をうけました。
2回目以降確かに月経は完全に止まりました。
合計5回のリュープリン注射を受けました。
術前検査が始まる
手術まで残り1ヶ月となり、次は術前検査。
色々な同意書にサインして、レントゲン、採血4本。尿検査もしました。
何で採血4本も? と疑問に思いましたが、入院にあたって院内感染があってはいけません。
AIDSやB型肝炎、C型肝炎、梅毒などの検査も併せてするとのことでした。
当然といえば当然のことで素直に納得しました。
過多月経のせいで常にひどい貧血だったので4本の採血はふらつきました。
次は術前検査の結果説明です。